アメリカ、カリフォルニア州のモントレー湾水族館研究所(MBARI)(Monterey Bay Aquarium Research Institute)が、カリフォルニア州中央沿岸部沖の深海で生きたデメニギスを発見した。その軟らかく透明な半球状の眼球が無傷のまま見つかったのは同種では初となる。
全長15センチほどの深海魚デメニギス(学名:Macropinna microstoma)。緑色の球状部分が円筒形の高感度の眼で、戦闘機のコックピットを思わせる頭部から真上に飛び出ている。2009年2月23日に公開されたデメニギスの写真。頭部正面に付いた2つの小さな点は眼ではなく嗅覚器である。
1939年以降、デメニギスの存在は確認されていたが、引き揚げられる途中で魚網に絡んで傷だらけになってしまうのが常だった。(Photograph courtesy Monterey Bay Aquarium Research Institute)
ナショナルジオグラフィック ニュースより。
この魚の動画もあります。
ここモントレー湾はグランドキャニオンと同じぐらいの深さがあると言われており、ここで発見された深海魚や生物がモントレー水族館で紹介されています。
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