モントレー水族館から海の実況中継

モントレー水族館ではWeb Camのサービスがあり、4箇所の水族館内が見られます。


私のお気に入りはモントレー海のライブで24時間体制で見られます。とは云え、夜は何も見えませんが波の音が楽しめます。日中だとこちらのお天気も解かりますし、野鳥やアシカの声、ラッキーならラッコも見えるかもしれません。

http://www.montereybayaquarium.org/efc/efc_lotb/webcam.aspx

最近はiPhoneなどのアプリで外国の海の音を聞けますが、モントレーの海はありませんのでぜひ紹介して下さい。

音だけでも部屋に居る時に流すと、とっても心和やかにリラックスできると思います。

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モントレー湾水族館 (Monterey Bay Aquarium)

「ダイビング総合情報サイト」DIVE NET のリンクから載せさせていただきました。


水族館裏探訪 世界で最も人気のある水族館・ モントレー湾水族館

photo:市川善郎、text:茂木みかほ(ダイブネット)

全長6mのジャイアントケルプ(巨大コンブ)の森が広がる巨大水槽。オープンルーフから降り注ぐ太陽光が、水槽内を泳ぎ回る銀色のカタクチイワシを照らしています。まるで本物の海のようなこの水槽こそ、今回紹介するモントレー湾水族館のシンボルです。

ジャイアントケルプ アメリカ西海岸、サンフランシスコから南へ約200kmに位置するモントレー湾水族館は、年間およそ200万人が訪れる人気の水族館。 海洋環境の保護をテーマに、目の前に広がるモントレー湾の自然をメインに展示しています。どの展示も生きものの暮らしぶりがわかるよう工夫が施されてい て、子どもから大人まで楽しみながら学ぶことができます。また当館は、マグロやラッコの保護・調査にも力を入れています。

そんな他に類を見ない画期的な水族館ですが、設立したのは、アメリカの有名なIT企業の創設者、デービッド・パッカード氏。彼が5500万ドルの資金を出し、もともとイワシの缶詰工場だった建物を水族館に改築しました。そして、海洋生物学者である娘のジュリーを館長にし、モントレー湾水族館は、1984年に開館したのです。以来、モントレーといえば水族館、のイメージがすっかり定着しました。

館内に一歩足を踏み入れれば、これまで体験したことのないようなわくわくドキドキを感じることでしょう。 それでは、実際にどんな展示があるのか紹介していきましょう。

館内マップ 館内マップ詳細(PDF)

モントレー湾水族館の見学フロアは、1階と2階に分かれています。館内は広く、各展示内容が充実しているので、じっくり見ていたらアッという間に1日が過ぎてしまいます。

1F

1Fには、ジャイアントケルプやラッコの水槽をはじめ、深海や環境保護をテーマにした展示などが見られます。その他、タッチプールやタツノオトシゴの展示も見逃せません。

ジャイアントケルプ横

世界で初めて成功したジャイアントケルプ(コンブの仲間)の展示水槽。ケルプの森には、根魚と呼ばれるカサゴやメバルの仲間や、イワシの仲間、レオパードシャーク、ガリバルディ、ヒトデなどたくさんの生きものを見ることができる。

sand dollar

砂地の海底コーナーに展示されている、美しいハナギンチャクの仲間。彼らは足盤で岩に付着するイソギンチャクとは違い、砂地に巣穴を作り、それに潜って生活している。

sand dollar

「sand dollar」と呼ばれるスカシカシパンなどウニの仲間がたっくさん。これだけ数が多いと見応えがあり面白い。

ガンギエイの卵

ガンギエイの卵の中に生きている胎仔を観察できる。成長の過程がはっきり見える画期的な展示。

ウツボ

館内には子供向けの展示が何カ所もあり、面積も広い。水遊びを通して磯の生物について学ぶコーナーや、水中の岩場を模写したトンネルをくぐりながら、ぬいぐるみのウツボを引っ張ってその長さを体感するコーナーなどがある。子供たちは何時間でも遊んでいそうな感じ。

水辺の鳥

水辺の鳥のコーナーでは、河口の湿地、砂丘、砂浜の3種類の環境を再現。普通は双眼鏡を使わないと見られないような鳥たちを、すぐ目の前で見ることができる。当館では、親鳥に放棄された卵の世話もしている。

シロチドリ

白くてふわふわの姿が見るからにかわいいシロチドリ。北アメリカのチドリの中で最も小さく、白い鳥。

タッチングプール

実際に生きものに触れるタッチプールは、いつも子どもたちで大賑わい。ヒトデやカニ、ナマコなどに触れ、ボランティアスタッフが解説をしてくれる楽しいコーナー。

深海探査ゲーム

さまざまな深海の映像を見ながら、3つのミッションをこなしていく深海探査ゲーム。面白くて、大人でもつい夢中になってしまう。

ラッコ

ラッコは、ジャイアントケルプに棲む代表的な生きもの。野生下では、風や波で流されないようにジャイアントケルプを巻き付けて寝る姿などを観察できるが、このコーナーでは、遊び好きなラッコのさまざまな行動を見ることができる。

食事とトレーニングタイムは、1日3回開催。コチラを見るなら2Fからがオススメ。

(上の写真のようにプカプカ浮いている姿は2Fから、水中を泳いでいる姿は1Fから見ることができる)

モニター

各コーナーの入り口には大きなモニターがあり、これから見る生物の動画が流れている。特にクローズアップの映像は、生物の詳細がわかるので、映像をみてから実物を見るといっそう興味深く観察できる。

リーフィーシードラゴン

見事なまでに海藻そっくりに擬態するリーフィーシードラゴン。オスが尾の下にあるスポンジ状の育児嚢に卵を付けてふ化させるため、オスが妊娠する魚とも言われる。ストレスに敏感で飼育は困難だが、当館ではうまく展示している。

ウィーディーシードラゴン

ウィーディーシードラゴンは、体に派手な突起はなく、体色は赤みがかっていて黄色の斑点がある。リーフィーシードラゴンとは違い、オスは育児嚢を持たず、メスの産んだ卵を腹部体表に付着させて保護する。

VANISHING WILDLIFE

「VANISHING WILDLIFE(消えゆく野生生物)」のコーナーでは、マグロ、ウミガメ、サメの保護について学べる。ここを見るだけでも、10分以上はかかるほど展示の内容が濃い。

シーフード展示

寿司やツナサンドなど人気メニューの横のレバーを引くと、サメやマグロが捕獲されたり、市場で競りにかけられているところの映像がでてくる。これらの生きものの混獲や乱獲の問題を訴え、一般の消費者に環境に優しいシーフードを選んでもらうおうといった展示。

レストラン風

レストランを模して作られたこの展示では、海産物の持続可能な利用法を音声と映像で学ぶことができる。魚の種類によってオーダーできたり、できなかったりする。

カタクチイワシ

クラゲコーナーの入り口の手前。天井のドーム型の水槽を、カタクチイワシの群れが流れている。

お土産やさん

お土産ショップの入り口。左の壁の裏にも続いていて、グッズは豊富。特にTシャツなどのアパレル商品が充実している。

2F

2Fには、当館のメイン展示の一つであるクラゲ展示があります。他にペンギンやエトピリカ、タッチプール、波をテーマにした展示などが見られます。また1Fにもあるジャイアントケルプやラッコ、外洋の水槽は2Fにも繋がっており、違った角度から見学できます。

クラゲ入り口

クラゲコーナーの入り口。各コーナーの入り口には、写真の看板ではなく、巨大なモニターに動画が映し出されている。

ミズクラゲ

ふわふわ浮かぶミズクラゲは癒し度満点。水槽と見ている人の影が合わさり、一つの絵画のようにも見える

ブラックシーネットル

当館の代表的な展示の一つでもあるブラックシーネットルの水槽。色が変わるライティングと水槽背景のブルーの特殊ペイントにより、幻想的で美しい世界を作り出している。これはぜひ写真に収めたい。

Tiny Drifters

クラゲの成長過程を説明しているコーナー。水槽とモニターによって、各段階を順番に説明。さらに、展示コーナーの壁全体に、クラゲの映像がちりばめられ、クラゲの世界に入った感覚になる。

ポリプ

水族館前の海から採ってきた海草に付いている生物を、顕微鏡で見せてくれている。ワレカラやクラゲの幼生などが付いていた。

OUT OF SEA

外洋の生きものを展示しているのは、水量450万リットルの大水槽。アオウミガメやシイラ、ミズクラ ゲが絶えず移動して暮らす姿が見られる。ここに は、クロマグロやアカシュモクザメなど大型の回遊魚も入っており、滅多にないがホオジロザメ(グレート・ホワイト・シャーク)が展示されるときは、ここに 入る。

アシカやアザラシ

水族館の目の前の海岸には、野生のゼニガタアザラシやカルフォルニアアシカ、ラッコ、海鳥(ヒメウなど)などたくさんの生きものが見られる。

最後に

モントレー湾水族館に は、多くの日本の水 族館が行っているようなイルカやアシカのショーなど派手なものはありません。それでも世界的に人気が高いのは、誰もが惹き付けられるような展示の面白さが あるからだと思います。見て、聴いて、触れて、嗅いで、ここではいろんな体験を通しながら海と仲良くなることができます。

機会があれば、ぜひみなさんも遊びに行かれてみてください。館内はかなり広いスペースになるので、時間に余裕をもっていくのがオススメです。

Monterey Bay Aquarium

Monterey Bay Aquarium 入場料:大人29.95ドル、子ども19.95ドル、学生とシニア27.95ドル。

開館時間:午前10時~午後6時(夏期、冬期で開館時間が異なります。詳細はHPにて)

住所:886 Cannery Row, Monterey, CA 93940

電話:(831) 648-4800

URL:http://www.montereybayaquarium.org/

旅のお手伝いモントレー、カーメルツアーも宜しくお願いします。

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Monterey Bay Aquarium (モントレー・ベイ水族館) 2

モントレー・ベイ水族館は今年で25周年になり、記念として毎月20日にはモントレー郡に在住の方には無料で入場できます。ただしこの企画は今年の10月までだそうです。私も水族館に感謝し今月20日に行ってきました。

あと新しい催し物として、”The Secret Lives of Seahorses”  “タツノオトシゴの知らざる世界”と私なりに解釈しておりますが、これは本当に珍しい物が展覧されており最近の水族館での呼び物なのでしょうか、ここは 他に比べて沢山の人で混雑しておりました。

こちらが新しくできたタツノオトシゴの展覧会の入り口

このタイプはよく見る物ですよね。

名前を書き留めるのを忘れましたが非常に細い物でした。

これは Leafy Sea Dragon (リーフィー・シー・ドラゴン) 凄い、奇妙ではありますがとても綺麗で優雅に移動します。

こちらは Weedy Sea Dragon (ウィディー・シー・ドラゴン) これまた奇妙でアニメーションにでも出てきそうな感じです。

この写真よりとても鮮やかな黄色でした。

なぜか私には神秘的です。

これはとても驚きました。なんと、なんとタツノオトシゴの世界では お父さんが妊婦でお腹のパウチで子育てします。

ロマンチックなタツノオトシゴの動画を最後に見て、ほのかな、ゆったりとした気分で会場を去りました。

透明な頭をもつ深海魚デメニギス(モントレー湾水族館研究所発見)

アメリカ、カリフォルニア州のモントレー湾水族館研究所(MBARI)(Monterey Bay Aquarium Research Institute)が、カリフォルニア州中央沿岸部沖の深海で生きたデメニギスを発見した。その軟らかく透明な半球状の眼球が無傷のまま見つかったのは同種では初となる。

全長15センチほどの深海魚デメニギス(学名:Macropinna microstoma)。緑色の球状部分が円筒形の高感度の眼で、戦闘機のコックピットを思わせる頭部から真上に飛び出ている。2009年2月23日に公開されたデメニギスの写真。頭部正面に付いた2つの小さな点は眼ではなく嗅覚器である。
1939年以降、デメニギスの存在は確認されていたが、引き揚げられる途中で魚網に絡んで傷だらけになってしまうのが常だった。(Photograph courtesy Monterey Bay Aquarium Research Institute)

ナショナルジオグラフィック ニュースより。

この魚の動画もあります。

http://www.youtube.com/watch?v=RM9o4VnfHJU&eurl=http://7.gmodules.com/ig/ifr?view=home&url=http://www.google.com/ig/modules/youtube_igoogle/v2/youtube.xml&nocache

ここモントレー湾はグランドキャニオンと同じぐらいの深さがあると言われており、ここで発見された深海魚や生物がモントレー水族館で紹介されています。

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Monterey Bay Aquariam (モントレー・ベイ水族館)

カリフォルニアのモントレー半島を訪れたら絶対に見逃せないのがモントレー・ベイ水族館です。

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モントレー湾の海洋動植物をメインテーマにした展示の素晴らしさは、世界中から高く評価されていて、特にジャイアントケルプと呼ばれる海藻のコーナーは圧巻。
アクリル製の巨大な窓の向こうに、長さ9mにもなる巨大な海藻がゆらめき、様々な魚や海洋動物の生態が手にとるように解ります。

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仕草が愛らしいラッコのコーナーは子供にも大人にも大人気。ケガなどで保護された地元のラッコの水槽のほかに、新たにアフリカのカワウソのコーナーがオープンしました。私はクラゲの優雅な動きを眺めると とても癒されます。

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MBA otter

こちらが水族館のサイトです。
http://www.mbayaq.org